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アパレル店員向け、接客に使える英語フレーズ

アパレル店員向け、接客に使える英語フレーズ

アパレル店員にとって、接客スキルを伸ばすことはお客さまのためだけでなく自分の成長にもつながります。訪日客が急増するようになってからは、接客で英語を求められることも多いでしょう。日本を訪れるお客さまに気持ちよく買い物をしてもらえるように、少しでも多くの接客英語を身に付けておくと売上への貢献にもなります。ここでは、アパレル店員に役立つ接客での英語フレーズについて見ていきましょう。

アパレル店員向けの
英語フレーズを覚えると何が良い?

男女年齢問わず訪日観光客が増えています。インバウンドのお客さまの中には日本のファッションに興味を持っている人も少なくありません。また、旅行中、移ろいやすい日本の気候に臨時で洋服を買う必要が出てくる人もいるでしょう。そんなお客さまがお店を訪れたとき、アパレル店員ができることはお客さまが求めている服をすすめることです。日本ならではのおもてなしを感じてもらえるように、進んで気遣うこともサービスの一つ。ところが、日本語でならスムーズにできるはずのサービスが、英語だと思うようにいかないことがあります。身振り手振りで伝えようとするのでは、プロのサービスとはいえません。片言英語で伝えるのも、お客さまに誤解を与えてしまうかもしれません。そんな時、アパレル接客の場面で良く使う英語のフレーズを覚えておけば安心です。

相手は、買い物をしてくれるかもしれないお客さまです。失礼のない接客英語でおもてなしができたほうが、お互いに良い時間を過ごすことができるのです。

アパレル接客英語フレーズ用例集

接客英語といっても、難しく考える必要はありません。お店で話すことは、大概パターンが決まっています。これだけは覚えておきたいという基本の英語フレーズを覚えておけば、外国人のお客さまが来店しても落ち着いて対応できるでしょう。そんなアパレル接客英語フレーズを紹介します。いずれも中学英語程度の簡単なフレーズばかりですから、安心してください。

接客で使う基本英語フレーズ

まずは、日本人のお客さまに対してもよく使う接客フレーズを英語で覚えてみましょう。

「何かお手伝いできることはありますか?」/「何かお探しですか?」
How may I help you?/Are you looking for anything in particular?

店内で服を見始めたり、何か探しているような素振りのお客さまがいたときに使えるフレーズです慣れない日本でアパレル店を覗きに入ったお客さまにしてみれば、一言声をかけられただけでほっとしてもらえることがあります。最初に「いらっしゃいませ」の挨拶として、Hello!と笑顔を向けてみるのもおすすめです。

他にも、よく使われる以下のようなフレーズを覚えておくと便利です。

「かしこまりました。」
Certainly.
Of course.

「少々、お待ちください。」
Please wait a moment.

「こちらは、いかがでしょうか?」
How about this one?

服の種類についての英語フレーズ

服の種類については、サイズや色などを聞かれることが多いでしょう。以下のようなフレーズが、役に立ちます。

「どの色がお好みですか?(目の前の候補から選ぶとき)」
Which color do you like?

「何色がお好きですか?(目の前に候補がなく、好みの色を聞きたいとき)」
What color do you like?

「こちらの色は、いかがですか?」
How do you like this color?(How do you like this one?)

「サイズは、いかがでしょうか?」
How about the size?

「サイズは、おわかりですか?」
What’s your size?

試着(サイズ)や在庫についての英語フレーズ

試着をしたいというお客さまもいるかもしれません。同時に、サイズや色柄について聞かれることも多いので、セットで覚えておくと役立ちます。

「試着なさいますか?」
Would you like to try it on?

「ぜひ、お試しください。」
Feel free to try it on.

「試着室は、あちらです。」
The fitting room is over there.

「在庫を確認してみます。」
Let me check the stock.

「お待たせいたしました。」
Thank you for waiting.

日本のアパレル店では、試着室で靴を脱ぐところが多めです。その場合は、靴を脱いでもらうように以下のフレーズで対応しましょう。

「靴を脱いでください。」
Please take your shoes off.

試着室から出てきたお客さまには、着心地がどうだったかも聞いてみましょう。

「いかがでしたか?」
How did you like it?

「お似合いですね。」
It looks really good on you.

会計に関連するフレーズ

お客さまが購入してくれるとなれば、ほっと一息です。最後の仕上げに、お会計で役立つ接客英語フレーズを覚えておきましょう。

「お会計は、1,000円です。」
That will be 1,000 yen.

金額を英語で伝えるのは難しいときもあるかもしれませんので、誤解が生じないように値札を見せながら伝えるのもよいでしょう。1,000円の場合は、one thousand yenという表現になります。

「お支払いは、現金とカードどちらになさいますか?」
Would you like to pay in cash or credit card?

「おつりです。」
Here is your change.

品物が返品交換できない場合は、その旨を一言でも英語で伝えておいたほうがトラブルになりにくいです。

「返品交換は、できません。」
I’m sorry but we don’t accept any returning nor exchange.

会計後は、お客さまのお見送りをするときに以下のような挨拶をすると喜ばれます。

「当店でお買い上げいただきありがとうございました。」
Thank you for shopping at 店名.

「またお越しください。」
Please come and visit again!

「よい一日を!」
Have a good day!

接客英語フレーズで
外国人客をおもてなししよう!

アパレル店で接客に役立つ英語フレーズは、どれも簡単な言葉ばかりです。Hello!やThank you!と言うくらい簡単な表現ですから、脳内にインプットしておけばいざというときにはスラスラ出てきます。店員さん同士で、練習してみるのもおすすめです。せっかくのお客さまに良いお買い物をしてもらうためにも、どんどん接客英語を使って日本にお越しになったお客さまをおもてなししましょう。

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